人面鳩
【補足】
「鳩人間」という妖怪とともに紹介された。
【掲載資料】
- 『鳩人間と言う怪物』高橋敏弘
【参考資料】
- [主]『山形民俗 第八号』山形民俗研究協議会/1994年
- [1]『みちのく妖怪ツアー』佐々木ひとみ,野泉マヤ,堀米薫(著),東京モノノケ(画)/新日本出版社/2018年
【コメント】
「鳩人間」という怪物のオマケとして紹介された妖怪です。「鳩人間」も「人面鳩」に負けず劣らず個性的な妖怪で、こちらは最近は妖怪を扱った児童書でも紹介されています[1]。 いつか「人面鳩」も妖怪図鑑とかに載る日が来るといいですね。
【履歴】
2018年3月4日:Twitterでの紹介
2019年4月17日:N鬼夜行での紹介
【解説】
福岡県に伝わる妖怪。全身が金色に輝いている鳩の妖怪で、本物の鳩よりも僅かに大きく人間の男の顔でいろいろな話をした。
まるで鳳凰のようだが、この鳩は極楽からの来訪者なので、飼おうとすると一か月も経たずに命を持っていかれてしまう。そのため飼い主は次々に変わるのだという。