親白眼

親白眼

【解説】

 一つ目と一本の手を持ち、手には鉤爪がついている妖怪。

【補足】

 『百物語化絵絵巻』の「親にらみ[1]」や『百鬼夜行絵巻』の「後眼[2]」に似ている。『百物語図[3]』にも似た妖怪が描かれている。

 頭部がヒラメに見える絵もあり、「親を睨むと鮃になる[4]」という言葉と「親にらみ」の名称との関連性も疑われる。

【掲載資料】

  • 『化物尽絵巻』

【参考資料】

【コメント】

 その特徴的な姿は『化物尽くし』の「トウビョウ[5]」や、歌川芳艶の「新板ばけものづくし[6]」にある、水木しげるの描いた疱瘡婆の元となった絵なども似た系統かもしれないとも言われています。

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【履歴】

2019年2月14日:Twitterでの紹介

2019年4月17日:N鬼夜行での紹介