テケテケおじさん
【補足】
「テケテケ[1]」と呼ばれる怪異の亜種。「触れられるとその部分が腐る」、「階段に避難すると助かる」などの特徴はテケテケも持っていることがあるが[2]、 「透明人間の失敗作」という設定は他のテケテケの話では見られないものである。
【掲載資料】
- 『別冊家庭画報 こども怪談新聞 学校編』
【参考資料】
- [主]『別冊家庭画報 こども怪談新聞 学校編』日本民話の会(監)/世界文化社/2000年
- [1]テケテケ - Wikipedia(外部リンク)
- [2]『日本現代怪異事典』朝里樹(著)/笠間書院/2018年
【コメント】
私の幼少期のトラウマです。小学校の図書館のこども怪談新聞は人気があってなかなか借りられなかった覚えがあります。
【履歴】
2017年11月24日:Twitterでの紹介
2019年4月17日:N鬼夜行での紹介
【解説】
放課後の学校の廊下に出るおじさん。テケテケと音を立てて猛スピードで走って追いかけてくるが、速すぎて急には曲がれないので階段などに避難すれば助かる。 足がとてつもない速さで動いているので下半身は見えない。
もしも追いつかれてしまうとすごい力で捕まえられてさらわれたり教室に戻されるといわれる。また背中をつつかれるとそこが腐ってしまう。
テケテケおじさんは透明人間の失敗作で、下半身しか消すことができなかったのだという話もある。