うめられたロボット

うめられたロボット

【解説】

 昔、愛知県のある公園の砂場にロボットが埋められたといわれる。夜中に砂場を歩いているとそのロボットに足を掴まれてしまう。

【補足】

 元となった挿絵では人型ロボットの腕が砂場から出てカシャカシャと動いている。

【掲載資料】

  • 『チャレンジ5年生 未来!発見BOOK 2016 2月号』

【参考資料】

  • [主]『チャレンジ5年生 未来!発見BOOK』豊泉桂子(編)/ベネッセコーポレーション/2016年
  • [1]怪人アンサー - Wikipedia(外部リンク)
  • [2]『本当に怖い あなたのそばの 怖い話・怖い場所大事典 パート1』ウェッジホールディングス(編)/金の星社/2015年
  • [3]『学校の怪談8』常光徹(著)/講談社/1996年

【コメント】

 ケータイの通話でクイズを出してくる「怪人アンサー[1]」、LINEグループの中にいつの間にか見慣れない女の子が加わっている「LINEわらし[2]」など、 妖怪は時代に適応していきます。 しかし、現代よりもむしろ未来的でなんだか漠然としているロボットが襲ってくる怪異は珍しいといえるでしょう。

 ただし珍しいとはいっても他に全くいないわけではなく、千葉県には上半身が人間で下半身がロボットで、 夜8時30分頃お風呂に出てお湯をかけてくる「おふろ坊主[3]」という妖怪が出るといいます。

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【履歴】

2017年10月3日:Twitterでの紹介

2019年4月17日:N鬼夜行での紹介