さわると液を出して人間の脳みそを食べる。カラフルな猿のような妖怪。

ぼろじざる
解説
出典資料
- NPO法人芹川『彦根妖怪図鑑』[1]
滋賀県彦根市に現れた妖怪をイラスト付きで紹介した図鑑。前半は妖怪図鑑で、後半には学童保育の場に妖怪を取り入れた活動報告になっている。ぼろじざるはその児童が描いた妖怪の内の一体。
妖怪そのものの紹介部分は多くないため、彦根の妖怪について知るだけなら本書妖怪解説担当者の杉原正樹が著した『淡海妖怪拾遺』[2]などから彦根の妖怪を探すのがおすすめ。
参考資料
更新履歴
2025年10月28日:N鬼夜行NEOへの移行に伴い改稿
2022年4月8日:Twitterでの紹介,N鬼夜行での紹介
管理人のコメント
恐ろしい妖怪です。液は目や口から出ているので、それに触れた人を溶かしたりするのかもしれません。
地域の名前を冠した妖怪図鑑を資料に使っておきながら地域の伝説とかではないこの妖怪を選定するのは若干申し訳ないのですが、管理人の琴線に触れるのはこういう奴ばかりなので仕方ないです。
他にも同ページには、出会うと何歳か訊かれ、3、6、8、13、16、18歳の人は寝ている間に足が三本になってしまうあいまりあんなや、どの学校にもいて何もしないが、触ったり隠れたりすると追いかけてくるげじんげじんなどの魅力的な妖怪がいます。